激しい腹痛と次のような症状が1つでもあればAHPの可能性があります
- 急性肝性ポルフィリン症(AHP*)では、急に起こる激しい腹痛に加え、手足の脱力/痛みや便秘/下痢、不安感、頻脈など、以下に示すような持続する症状を伴うことがあります1,2)。
acute hepatic porphyria
- Anderson KE, Bloomer JR, Bonkovsky HL, et al. Ann lntern Med. 2005;142(6):439-450.
- Pischik E, Kauppinen R. Appl Clin Genet. 2015;8:201-214.
- AHPの代表的な症状である「腹痛」は他の病気でもよくみられる症状です。そのため、AHPと診断されずに他の病気だといわれ、適切な治療が行われないまま、長年にわたり激しい腹痛や様々な持続する症状に悩まされているケースがあります。
激しい腹痛がみられる主な病気
- 腸閉塞(イレウス)
- 虫垂炎
- 急性膵炎
- 急性胃炎、胃・十二指腸潰瘍
- 子宮内膜症
- 炎症性腸疾患 など
複数の医療機関で治療を受けても 原因がわからない場合や症状が良くならなかったり 繰り返し起こったりする場合は もしかしたらAHPが原因かもしれません